結婚という名の契約
「結婚したら浮気したらいけないなんて契約書には書いてないもんね!」なんていう憎たらしい言葉を聞いたので、結婚について書きたいと思います。
まず、結婚したら貞操を守る義務が発生します。
結婚したら浮気をしてはいけないという契約はない!と言っている人は、この記載が法律にないというのが根拠のようですが、よく、法律書を読めば、それが間違いであるというのがわかるはず。
確かに、昔は姦通罪と言うものがありましたが、今はありません。
代わりに【不法行為】と言う文字が記載されています。
不倫はこの不法行為にあたるとし、慰謝料請求可能な事案として扱われます。
実際の裁判でも、不倫が認められれば、不倫をしたほうは有責配偶者として扱われ、離婚の申し出をできなくなり、さらには慰謝料を支払わなければならない立場となるのです。
このことから、【結婚は貞操を守る義務をお互いに負うと言う契約】であることがわかりますね。
また、そのような一文がなくとも、社会通念上、不貞は悪とされています。
モラルを重視する日本で、社会通念上、逸脱した行為を肯定するのはなんとも愚かしいことでしょう。
浮気はされたほうはたまったもんじゃありません。
楽しいのはしている本人たちだけです。
不倫がOKな世の中になれば、傷つく人はどんどん増えていくことでしょう。
モラルをみんなが守っていくことで、社会全体が嫌な気持ちにならないようになるのですから、不貞を肯定しないようにしましょう。
「結婚という名の契約」を読んでいただきありがとうございます。
名古屋探偵事務所
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