離婚を視野に入れるなら現在の資産見直しを!
離婚をしようと思うのであれば、一度冷静になって資産の見直しをしましょう。
離婚時には財産分与が発生しますので、今ある資産が半分になるのですから、きちんと把握し、離婚後の生活をシミュレートすることも大切だからです。
財産分与の対象は【結婚後に二人で築いた財産】のみです。
独身時代の預貯金や、お互いの両親の財産は計算に入りません。家庭への貢献度によって少し金額の上下がありますが、基本はに分割になります。
よく問題になるのはマイホームでしょう。名義を二人で分けていた場合や共有名義だった場合はどちらかが買い取るのがベストな方法かもしれません。
どちらか片方の名義の場合、売却した金額の半額と言う考え方になるでしょう。
もしくは、今まで払った金額の半分を名義者から分与してもらい、家をあきらめるという方法もあります。
慰謝料はこの財産分与に影響しません。
財産分与で分与された中から慰謝料を支払うことも可能ですし、財産分与放棄を慰謝料請求と引き換えることも可能です。
そのあたりは話し合いになります。
一番もめるところですから、財産が多い人は一度弁護士に相談しておいた方が良いと思われます。
話し合いで決着がつかない場合は調停や裁判となりますのである程度の資産確認と、分与額の計算はしておくべきでしょう。
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名古屋探偵事務所