
配偶者に浮気をされた時、離婚を選ぶ人と修復を選ぶ人がいます。
浮気が原因で離婚を選ぶ人は心は傷つき、相手を信用できなくなります。
でも、それでも、もう一度夫婦としてやり直そうと思う人もたくさんいるわけです。
その理由は愛情と言う単純な理由だけではありません。
離婚の時に伴うリスクや金銭的問題、子供の養育の問題など、様々な問題が深く絡み合い、「離婚したいけれども今は離婚できない」と言う状況になる場合も多いのが現状です。
まず、相手の浮気が発覚したら、離婚するか、離婚しないかを冷静に考えてみましょう。
そこで相手の浮気により離婚の場合のお金について
相手に請求できるお金は「財産分与」「養育費」「慰謝料」の3つです。
1 財産分与
財産分与は婚姻中に二人で築いた財産(資産)「貯金」「保険」「有価証券」をに分割するのですが、また結婚生活のために作ってしまった借金も分割されてしまいますので借金がある場合はマイナスになってしまいます。
また、お互いの独身中の財産は財産分与対象外です。
2 養育費
養育費は子供の権利で、子どもを引き取らなかったほうが支払わなければなりません。
この養育費、なかなか支払いがなされないことが多く、きちんと書面に残しておかないとのちのち請求も難しくなるという側面があります。
もしも、養育費が入らず、片親だけの力で子育てとなると、経済的には苦しくなる可能性が大いにあります。
3 慰謝料
慰謝料は一般的に相場が300万円程度とよく言われていますが、裁判になれば満額もらえることはとても少ないです。
浮気相手からもらうことは可能ですが、同じくやはり、収入などのバランスを考え、希望額がとおるかどうかは難しいところとなる可能性がありますので、大きな金額が手に入るとは考えないほうがいいでしょう。
◇関連記事